ザクロの栄養成分と効能

食べにくいけれど女性に嬉しい果実

ザクロ

ザクロ科ザクロ属の秋のフルーツです。日本には平安時代に伝播しました。食べるのが面倒な果実で、ひと粒ずつ口に入れて、種を吐き出してもいいですが、種ごと噛んで食べてしまってもいいです。手とナイフで皮を割って実を取り出し、ミキサーにかけてジュースにすると手っ取り早いです。

女性ホルモンに似た成分は含まれていない

かつては女性ホルモンに似たエストロゲン様物質を含有しているとメディアで話題になりましたが、国民生活センターが調査により、エストロゲン様物質は含まれていないことがずいぶん前から分かっています。

女性ホルモンに似た成分は「大豆イソフラボン」です。大豆イソフラボンは「植物エストロゲン」とも呼ばれ、体内でエストロゲン作用を示します。主に豆味噌に多く含有されています。

イソフラボンには「アグリコン型」と「配糖体型」があり、体内に吸収されやすいのは「アグリコン型」です。味噌などは発酵段階でアグリコンが生成されるため、より強いエストロゲン作用が期待できます。(静岡県環境衛生科学研究所の資料より)

日本人に馴染み深い味噌汁を飲んでいれば大丈夫ということのようです。

豊富なビタミンCとカリウム

豊富なビタミンCが強い抗酸化力を発揮します。活性酸素を除去し、ガンや生活習慣病の予防に寄与します。またビタミンCは肌のハリを保つコラーゲンの生成を助けます。

カリウムは体内の余分な水分を排出してむくみを解消します。またナトリウムを排出して血圧を正常に保ちます。

エグラ酸にも強い抗酸化作用が

ザクロに含まれるポリフェノール「エラグ酸」は強い抗酸化作用を持ち、ガンや生活習慣病を予防し、老化を防いでくれます。また美白効果が確認されていて、食品添加物や化粧品、サプリなどに使われています。