わさび菜の栄養成分と効能

わさび菜

晩秋から春先が旬のアブラナ科アブラナ属の越年草です。からし菜の変異種を採種して育てたものです。滋賀県では「愛採菜」の名前で栽培されています。ピリッとした辛味が特徴の冬野菜です。

知名度不足で売れ残りがちな野菜

わさび菜

市場には年中出回っていますが、露地栽培の旬は晩秋から春先です。冷え込むほどに辛くなるため、辛さを求めるなら2月以降が良いかもしれません。刻んでサラダに混ぜると味を引き締めてくれます。

残念ながら知名度が低く、売れ残りが多いことから積極的に栽培する農家が少ないのが現状です。サニーレタスやサンチュのように外葉をかいて収穫できるため収穫量が多く、また害虫や病気にも強いため農家にとってはおいしい作物ではあるのですが。

辛み成分はワサビと同じアリルイソチオシアネート

アリルイソチオシアネートはワサビや芥子にも含まれる辛味成分です。抗菌作用があるため、冬に発育しにくいパセリの代替品として、刺し身など生ものに添えると食中毒を予防できそうです。

またアリルイソチオシアネートには抗癌作用があります。おひたしや和え物、漬物などにして常食したいものです。

アリルイソチオシアネートは外側の縮みの少ない葉より、縮みの多い葉により多く含まれます。

ビタミンC、B2、βカロテンを豊富に含有

わさび菜も緑黄色野菜に含有される栄養素をたっぷり含んだ健康食材です。ビタミンCの抗酸化作用は老化の防止や、風邪の予防に有効です。

B2は脂肪の代謝を助けるため、ダイエットに有効な栄養素です。また皮膚、髪、爪などの細胞を再生を助けます。髪や肌の荒れを解消してくれます。

βカロテンは必要に応じて体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは目のビタミンとも呼ばれ、視力の維持に有効です。また皮膚の発育を正常に保ち、乾燥肌を防いでくれます。活性酸素を除去する力が強いため、老化の防止にも役立ちます。