春菊の栄養成分と効能

春に美しい花を咲かせる野菜

晩秋から冬が旬の緑黄色野菜です。キク科で、春にとても美しい花が咲くことから春菊と名付けられています。関西では「菊菜」と呼ばれて親しまれています。鍋の定番野菜ですが、最近の品種はクセがないので、和物やおひたし、炒めものもなどにできます。

栄養的には抜群ですが、特有の香りが苦手という人は「スティック春菊」という品種がオススメです。クセがなくサラダにしても美味しくいただけます。ただし香り成分には凄い効果があります。

匂いの成分はガンの特効薬

ニオイ成分は主にαピネンとベンズアルデヒドです。

αピネンはミョウガなどに多く含有されるファイトケミカルの一種です。ニオイ成分のファイトケミカルは共通して抗菌、殺菌作用があり、風邪の予防などに役立ちます。

またファイトケミカルには活性酸素を除去する働きがあり、ガンや脳卒中など生活習慣病を予防します。

αピネンは胃液の分泌を促し、食欲を増進させ、消化を助けたり、血流を良くする作用があります。

イチジクに多く含有されるベンズアルデヒドは、ガンの特効薬として知られています。

「がんの特効薬は発見済みだ」(岡崎公彦著)で「ベンズアルデヒド療法」が紹介されています。

昔からイチジクは腫瘍に効くと言われてきましたが、ベンズアルデヒドが関与していたのかもしれません。ベンズアルデヒドはガンの栄養であるチロシンそっくりの化学構造式の物質で、ガンが栄養と間違えて食べているうちに、どんどん小さくなってしまうというものです。

ベンズアルデヒドはガンの抑制の他に、肌荒れを予防する効果があります。

コレステロール値を下げる効果も

春菊に含まれるクロロフィルやビタミンEにはコレステロールの上昇を抑える働きがあり、動脈硬化を予防します。

またクロロフィルは血液のヘモグロビンと似た構造をしていて、摂取するとヘモグロビン値が上昇し、冷え性や貧血を改善します。

日本人に不足しがちなカルシウムを多く含有

春菊は日本人に不足がちなカルシウムを多く含有しています。同じく含有するビタミンKと相乗して骨粗鬆症対策に有望です。

カルシウムはイライラを解消する効果もあります。