ソラマメの栄養成分と効能

ツル性ではなく自立する豆

そら豆には、四月豆、大和豆、夏豆などさまざまな呼び名があります。鮮度の低下が速いため、手に入れたらすぐに茹でてしまいましょう。サヤごと食べる人と、剥いて豆だけを食べる人がいますが、そらまめのサヤには薬効成分が含まれています。

マメ科の草本はツル性植物が多く、他の何かに巻き付いて成長しますが、そらまめは自立する例外的な豆です。

タンパク質が鉄分の吸収を高める。貧血予防に

炭水化物とタンパク質が含まれ、ビタミンB1、B2も多く含まれます。

ビタミンB1は補酵素として糖質の代謝に関与し、神経機能を正常に保つ作用があります。B2は糖質・脂質・タンパク質の代謝に関与し、過酸化脂質の分解を促進します。

また鉄分の含有量はほうれん草よりも多く、体力を養い、貧血予防を予防します。月経のある女性や、成長期の子どもには重要な栄養素です。

肌荒れ、ニキビの予防にも

亜鉛の含有量は野菜の中でもトップクラスです。亜鉛は細胞の代謝を促進するため、味覚障害、肌荒れ、ニキビ改善などの効果が期待されますが、日本人に不足しがちな栄養素です。

亜鉛は「セックスミネラル」とも呼ばれ、男性の前立腺、女性の卵巣に多く存在します。性欲に関わるホルモンに影響するため、精力剤の成分としても利用されています。

亜鉛はインスリンを作る材料であり、血糖値の安定に寄与します。