シソの栄養成分と効能

大葉

縄文時代から愛用された香味野菜

シソ科シソ属。日本では縄文時代から利用されていたハーブです。雑草よりも強く、ほとんど無農薬で育てることができます。自然に落ちた昨年の種から勝手に発芽し、勝手に育つ強い野菜です。東南アジアや中国では薬用としてのみ利用され、食用にしているのは日本だけです。

赤じそも青じそも成分はほとんど同じです。紫蘇には殺菌、健胃、発汗、解熱、沈咳、精神安定効果が確認されています。シソのソは「蘇る」という字が使われていますが、これは昔の中国で食中毒で死にそうな少年に紫蘇を煎じて飲ませたところ、見事に回復したという伝承からです。

刺身の添え物ではなく緑黄色野菜です

βカロテンとカルシウムの含有率は野菜の中でもトップクラスです。さらにビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、鉄、カルシウム、リンなども豊富に含有します。

量を食べるものではないので栄養があっても無意味だと思うかも知れませんが、紫蘇はしっかり量を食べるべき緑黄色野菜です。いろんなものを紫蘇で巻いて食べると爽やかです。

高い防腐作用があります。

清々しい独特の香りはペリルアルデヒドで、防腐、防菌作用があります。魚などの中毒には解毒剤として用いられます。おにぎりの海苔のかわりに巻いておくと夏場でも安心です。

花瓶に挿した紫蘇を食卓に置けば、ペリルアルデヒドで食卓が清潔に保たれます。

脳卒中、動脈硬化の予防効果

シソにはリノール酸やαリノレン酸などの不飽和脂肪酸が含まれているため、免疫力を増強し、脳卒中や動脈硬化を予防します。

紫蘇の葉エキスに強い抗アレルギー効果

紫蘇の葉30枚を1Lの水で半分になるまで煮た「紫蘇の葉エキス」をマウスに飲ませた実験では、抗アレルギー剤の効果を99%とした場合、紫蘇の葉エキスには80%の効果が確認されています。

赤紫蘇の赤い色素はアントシアニン

赤紫蘇

赤紫蘇に含まれるアントシアニンは活性酸素を除去する物質です。これはブルーベリーなどに含まれるものと同じ成分で、眼精疲労を回復し、視力を改善する働きがあります。またアントシアニンは網膜の毛細血管の保護、強化させる効果や、角膜、水晶体などのコラーゲンを安定させる効果があります。