セージの栄養成分と効能

セージはソーセージの原料

ソーセージに使われるハーブ

地中海原産のシソ科アキギリ属の多年草(または常緑低木)で、和名は「ヤクヨウサルビア」です。語源はラテン語の「サルビア」で、実際に近縁種です。サルビアそのものの語源はサルバーレで、これは「治療」という意味のラテン語です。セージは強い抗酸化力をもち、古くから薬草として愛されてきました。わたしたちにもソーセージの香辛料として馴染み深いハーブです。

セージはソーセージの原料

またセージは豚肉と相性がよく、ドイツ料理、イタリア料理に欠かせないハーブです。フレッシュよりドライのほうが香りが強くなります。

セージティーに強い殺菌効果「四人の泥棒の酢」にも

セージを含んだハーブティーでうがいをすると風邪などの予防になります。実際は風邪予防などという中途半端な効能ではありません。1630年のトゥールーズ(ランス南西部)はペストの流行に喘いでいました。ここに黒死病で亡くなった人の家から盗みを働く四人の泥棒がいました。感染リスクを考えると恐ろしいことです。しかし四人は感染しません。逮捕された後、司法取引が交わされました。「君たちがペストに感染しなかった理由を話せば罰を免除してやる」と。

四人の泥棒は、セージ、タイム、ラベンダー、ローズマリーを漬け込んだ酢を全身に塗っていました。これは「四人の泥棒の酢」と名付けられ、ペストとの戦いに用いられました。使われた四つのハーブはどれも強い殺菌作用や治療作用があります。とくにセージとローズマリーは抗菌、抗ウイルス、防腐作用が強力です。後にニンニクが加えられました。

口臭、口内炎予防にも

セージを含んだハーブティーは強い殺菌力があるため、通常の喫茶のほか、うがいやマウスウォッシュで歯肉炎や口内炎を予防、改善することができます。またこれらが原因する口臭の予防にも役立ちます。また抗酸化作用により老化や癌の予防にも有効です。

水虫の治療にも

セージには水虫の改善も期待できます。ハーブティーの残り葉を再利用して足湯を楽しんでみてはいかがでしょう。お風呂に入れる「ハーブバス」も全身に効いて良さそうです。