蓮根(れんこん)の栄養成分と効能

和食の定番野菜

ハスの地下茎を食用に栽培したものです。ハスは全ての部位が薬になるほど薬効の高い植物です。原産はインドで、日本へは5世紀ごろ中国を経て伝播されました。現在れんこんを食用にするのは日本と中国南部だけです。

美肌効果が期待できる

主な成分はでんぷんですが、ビタミンCを多く含んでいます。ビタミンCはタンパク質と一緒に摂るとコラーゲンの生成を促し、シミやそばかすを防いで、肌のハリを保ちます。また新陳代謝を活発にするため美肌効果も期待できます。

れんこんにはタンニンも含まれています。タンニンにも肌のハリを保つ効果があります。

成人病の予防に

ビタミンCやタンニンには強い抗酸化作用があるため、活性酸素を除去し、高血圧や動脈硬化など生活習慣病やガンの予防にも役立ちます。

さらにタンニンは胃潰瘍や、十二指腸潰瘍の予防、炎症・止血・殺菌作用、利尿作用などがあります。

れんこんのネバネバはムチン

ムチンは納豆やオクラ、モロヘイヤ、つるむらさき、里芋などのネバネバに含有される健康成分です。タンパク質や脂肪の消化を促進し、胃の粘膜を保護する作用があります。また肝臓や腎臓の機能を高める効果があります。さらに細胞を活性化し、老化を防止します。

便秘にも

ムチンには消化を促進して便秘を改善する作用があります。またれんこんは食物繊維を多く含むため、ムチンと相乗してさらに便通を良くします。

その他の栄養成分

れんこんには、野菜や果物にはほんとんど含まれない「ビタミンB12」が含まれています。造血のビタミンとも呼ばれ、葉酸とともに血液の赤血球やヘモグロビンを合成します。また末梢神経の傷を治す働きがあり、腰痛、手足の痺れ、神経痛などを癒やします。

れんこんはカリウムも豊富に含んでいます。血圧を下げる効果があります。