オクラの栄養成分と効能

オクラ

幕末ごろ渡来した夏野菜

オクラの花

アオイ科トロロアオイ属で、原産地のアフリカ東北部では多年草ですが、日本では一年草です。幕末ごろ渡来した夏野菜です。

βカロチンが豊富な健康野菜

オクラにはβカロチンが豊富に含まれています。βカロチンは体内でビタミンAに変換されます。目の神経伝達物質で、ドライアイの改善に役立ちます。皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫力を高めます。ビタミンAは不足すると脱毛の原因になります。

ぬめり成分はムチンとペクチン

特徴のネバネバ成分は糖タンパク質のムチンと、水溶性食物繊維のペクチンです。ムチンは潰瘍を予防し、粘膜を保護します。ペクチンには腸内コレステロールを下げ、胆汁酸を減少させます。糖尿病、動脈硬化、胆石を予防し、便秘を解消する作用があります。

他にも十二指腸潰瘍、慢性胃炎、高血圧、心筋梗塞、胆石症、ガンなどを予防する万能野菜です。

胃の粘膜の保護を更に強くするには

ネバネバ成分のムチンを持っている食材は納豆、ヤマイモ、ナメコなどがあります。胃炎や胃潰瘍の予防を強化したいときは、これらの食材とオクラを組み合わせることによって胃の粘膜を保護する働きが更にアップします。タンパク質の分解酵素を含んでいるためタンパク質の消化も助けます。夏の野菜ですので胃腸の弱りがちな真夏にはオクラの胃腸強化・整腸作用はとても効果的です。また納豆との組み合わせが良いのはもちろんですが、納豆が苦手な人はオクラを代用として納豆のように食べるのもよいでしょう。