ネギの栄養成分と効能

ねぎ

和食に欠かせない伝統野菜

西武、中央アジアが原産のユリ科の多年草です。東日本では根深ネギ(長ネギ・白ネギ)、西日本では葉ネギが中心でしたが、最近はどっちも両方を食べています。品種も両方を楽しめるものが普及しています。加熱料理の他、生のまま味噌汁や蕎麦、うどんなどの薬味に使われます。本来の旬は冬ですが、品種により一年を通して露地栽培が可能です。

畑のネギ

風邪をひいたときはネギ

根深ネギの白い部分に含まれる「ネギオール」には強い殺菌作用があるため、喉が痛いときなどに用いられてきました。また発汗作用もあるため解熱剤にもされてきました。葉にはβカロテンやビタミンCが多いため、活性酸素を抑制し、免疫力を高めてくれます。どちらも風邪に有効な成分です。

またアリシン(ファイトケミカル)にも強力な殺菌、抗菌作用があり、ピロリ菌やO−157菌に効果的です。

硫化アリルが万病を予防

香り成分の硫化アリル(アリシン)が胃液の分泌を促進し、血行を良くするため、動脈硬化や血栓、糖尿病、ガンなどを予防します。

アリシンはビタミンB1の吸収を助けるため、ビタミンB1を多く含む豚肉や鶏レバーと一緒に食べると、糖質の代謝にを助け、神経機能を正常に保つ作用があります。アリシンとビタミンB1が結びつくとアリチアミンという物質になりますが、これは食欲を増進し、冷え性を改善する効果、抗ストレス効果、殺菌効果があります。