ナツメの栄養成分と効能

生食でも美味しいサクサク感

ナツメは庭木として栽培されていることが多く、食用にしていない地域もありますが食用ではドライフルーツや中華料理などに利用されています。皮ごと生で食べるとリンゴのようなサクサクとした食感で、ほんのりとした甘みと酸味があります。小さな果実で真ん中に種があるため、リンゴのような食べ方は無理ですが甘みの弱さが逆に癖になるような他では味わえない美味しさです。

干しナツメにして栄養アップ

ナツメは生で食べるよりも干しナツメ(ドライフルーツ)にした方が栄養も増え甘みも増します。干しナツメは大棗(タイソウ)と呼ばれる漢方薬にもなり、強壮・鎮痛・補血・利尿などに効果があります。

干しナツメはドライフルーツの中では特に食物繊維が多く、カリウム、鉄分はトップクラスの含有量があります。食物繊維の他にも便通をよくする働きのサポニンが含まれており、これらのことから便秘やむくみ予防、貧血改善に効果があるとともにダイエットのサポートにも適しているといえます。

ストレスの耐性向上・精神安定効果

カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも多く、カルシウムはカルシウム不足によるイライラや鬱の解消、マグネシウムは精神面に大きな影響を与える幸せホルモンのセトロニンの生成に必要です。このことからストレスの耐性向上に役立つ果物といえます。またオレアミドという睡眠を誘導する成分も含まれており、不眠症の解消や精神安定効果も期待されます。

花粉症対策にも期待

ナツメに含まれているフルクトピラノサイドはアレルギー抑制作用があることが近年報告されました。サポニンは抗酸化物質として炎症を起こした部分の活性酸素を除去します。パントテン酸も含まれており、不足すると花粉症やアレルギー性鼻炎の原因になるともいわれています。これらの相乗効果で花粉症などのアレルギー緩和に期待があります。