菜ばなの栄養成分と効能

菜花

春を告げるほろ苦い恵み

アブラナ科の若茎の総称で、散歩道の土手などでも採れるポピュラーな緑黄色野菜です。食用には咲いてしまった花ではなく、咲く直前を摘み取ります。摘んでもすぐに伸びてくる生命力にびっくりします。

農家はアブラナ科アブラナ属の作物の種を取るために、よく株を残したままにしていますが、一株から大量の若茎が収穫できます。この季節だけの恵みですから、美味しくいただきたいものです。

動脈硬化、ガン予防、抑制効果が

菜ばなは抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンCを豊富に含有しています。同じく含有されるビタミンEなどと相乗して免疫力を高め、ガンや動脈硬化などの生活習慣病を予防、改善します。

また菜ばなに含まれるグルコシノレートは体内でイソチオシアネートに変換されます。イソチオシアネートは肺ガン、胃ガン、直腸ガンの予防効果があると期待されています。

美肌効果も

菜ばなの魅力はビタミン、ミネラルがバランスよく含まれていることです。総じてさまざまな健康効果が期待できますが、中でも美肌、美白効果の高いビタミンCの含有量はトップクラスです。他にも皮膚の健康を保つビタミンB2、ナイアシンなどを含み、相乗で強い美肌効果が期待できます。

またビタミンCは体に吸収されにくいミネラル「鉄分」の吸収率を高めてくれます。貧血を予防するため、月経のある女性や成長期の子どもに役立ちます。