舞茸(しいたけ)の栄養成分と効能

マイタケ

天然物はマツタケ以上の価値

市場に出回っている舞茸は人工栽培ものがほとんどで、野生のものは「幻のキノコ」と珍重されています。見つけたら「舞うほど嬉しい」が名前の由来のようです。秋が旬のサルノコシカケ科のキノコです。

βグルカンの抗癌作用がすごい

サルノコシカケ科のキノコに含有されるβグルカンには、免疫力を強化する作用があります。βグルカンは腸の内壁にある免疫細胞に働きかけ、マクロファージやナチュラルキラー細胞、白血球のT細胞などを活発化します。このため、ガンに対する強力な予防、改善効果が期待できます。

もちろんウイルスや細菌に対する抵抗力や、アレルギー症状の予防、改善にも期待されています。

糖尿病の予防、改善にも

βグルカンは水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維は粘りが強く、ゆっくり消化されるため血糖値の急上昇がありません。

また、舞茸に含まれるグリスリンという成分(タンパク質)は、インスリンの働きを良くする(インスリン抵抗性を改善する)成分です。

最近の研究で多嚢胞性卵巣への効果も立証され、不妊や月経不順を改善することが分かってきました。

このグリスリンは水に流れやすいので、舞茸は水では洗わず、多少の汚れは見ないことにして、鍋などに入れたらスープもいただくようにしましょう。

美肌効果やダイエット効果も

水溶性食物繊維は水分を吸って大きくなり、腸内の余分なものを絡めとって排出してくれるため、腸内環境を整える効果があります。便秘の改善にも寄与し、肌のトラブルを防ぎます。

舞茸に豊富に含有されるビタミンB2は、脂質の代謝を促すため、ダイエット効果も期待できます。

また過酸化脂質を分解する作用があるため、動脈硬化などを予防、改善します。

ビタミンB2は皮膚、髪、爪などの細胞を再生し、粘膜を保護する働きがあります。口角炎や口内炎の予防や疲れ目、涙目なども改善してくれます。