レタスの栄養成分と効能

レタス

サラダの定番野菜

レタスはキク科の淡色野菜で、和名は「チシャ」です。。芯や葉の元を切ると白い汁が出て来ることから「乳草(ちちくさ)」と呼ばれていたものがなまって「チシャ」と呼ばれるようになったと言われています。因みにこの白い汁は虫から身を守る苦味成分です。

結球しないタイプと結球するタイプに大別されますが、家庭では玉レタスが一般的です。このレタスを手で千切っただけのサラダを「ハネムーン・サラダ」と言います。「レタス・オンリー」が「レット・アス・オンリー(わたしたちだけにしてください)と発音が似ているからだそうです。レタスを手で千切るのは包丁の鉄で茶色く変色してしまうからです。ステンレスの包丁なら大丈夫です。

切り口から出てくる白い汁は睡眠成分?

白い汁にはラクッコピコリンという成分が含まれていて、これは睡眠成分のため、レタスを食べると夜はぐっすり眠れるという風説が流布されています。これは1998年10月25日、花王の提供で放送された「発掘!あるある大事典(フジテレビ系)」での誤報がきっかけのようです。

実際にはラクッコピコリンという物質は存在せず、ある専門家は「ラクチュコピクリン」を読み間違えたのではないかと指摘しています。ラクチュコピクリンには軽い鎮静作用や、催眠促進作用がありますが、レタスに含まれる程度ではどれだけ食べても睡眠に影響はありません。白い汁の苦味成分はマグネシウムで、酵素を活性化させる作用があります。神経の興奮を抑制する作用があります。

しかし個人ブログなどで「レタスを食べるとよく眠れる」といった記事を目にします。これは偶然、もしくはプラシーボ効果によるものと考えられます。

ビタミンEなどによるアンチエイジング効果

玉レタスは味があっさりしている分、あまり栄養価の高い野菜ではありませんが、各種ビタミンやミネラルをバランスよく含んでいます。栄養は、複数の栄養素が重なりあい、相乗効果で効能を引き出します。突出した栄養素に目が行きがちですが、バランスも重要です。

玉レタスはビタミンEを比較的多く含んでいます。ビタミンEは若返りのビタミンとも呼ばれ、アンチエイジング効果が期待できます。同時に含有するビタミンAやCと相乗して新陳代謝を促したり、強い抗酸化力を発揮します。