レモンの栄養成分と効能

レモン

食卓を豊かにするフルーツ

旬は秋ですが一年中手に入る柑橘類です。揚げ物や魚の塩焼きに絞ったり、晩酌の焼酎に入れたりと、輪切りで紅茶に入れたり、ドレッシングの酢の代わりにしたりと、一個あるだけで食卓にリモネン(リラクゼーション効果のある香り成分)が広がります。

日持ちするため常備しやすいフルーツでもあります。

絞った後の皮も有効に使える

輸入レモンの皮には防腐剤が塗布されています。躊躇する人もいるかも知れませんが、塩や米糠を使って落としましょう。

またはレモンの木を持つ農家と知り合いになって直接買えばそんな心配はありません。農家も、農協への出荷は作物ごとに事前登録が必要など、少量は面倒なうえ利益にならないので、どうせ近所や親類に配ってしまうだけです。

柑橘類の栄養素は皮に集中しています。

お風呂で使えるレモンの皮

レモン汁を絞った後の皮は布袋に入れてお風呂に浮かべます。浴室に香り成分のリモネンが広がって、リラクゼーション効果が期待できます。

また、この布袋で体中をマッサージすると肌がすべすべになります。漂白作用もあるので、ムダ毛が脱色されて目立たなくなります。

またお風呂あがりにレモンの皮で肌をマッサージすると黒ずみが取れます。目の下のクマなどに効果的です。

ビタミンCとクエン酸がぎっしり

ビタミンCは柑橘類でトップクラスの含有量です。「レモン○○個分のビタミンC」と言われるようにレモンのビタミンCの豊富さは指標に使われます。細胞のコラーゲン生成を促進するビタミンCは美容と健康に欠かせない栄養素で、血栓や動脈硬化、高血圧を防ぎ、美肌効果も抜群です。

レモンはクエン酸による強烈な酸っぱさが特徴です。クエン酸は殺菌作用や抗酸化作用に優れ、疲労したときに溜まる乳酸を分解する作用があります。このため疲労回復効果は絶大です。

スポーツ選手がよくレモンを摂るのは疲労回復を狙ったものです。特にレモンのはちみつ漬けは最適です。

また皮にはポリフェノールのルチンが含まれ、クエン酸とともにビタミンCの働きをサポートする役割を果たします。

ルチンには毛細血管の働きを正常に保ち、動脈硬化などを予防する働きがあります。

レモン水ダイエットとは

レモン水をのむだけのダイエットです。わたしたちは一日に何度もお茶やコーヒー、ジュースなどで水分を補給しますが、これをレモン水に替えることで太りにくい体を作ろうというものです。

レモンに含まれるクエン酸は新陳代謝を上げる効果があります。

ペットボトルに入れてときどき飲むだけのダイエットなので劇的な効果は期待できませんが、習慣にし、長期的に続けれた場合、常にビタミンCを摂り続けるため、美肌効果が期待できます。リモネンがストレスを軽減します。

レモンの旬は秋から初冬ですが国産は少なく、多く出回るのは4〜5月ごろです。レモンの高い季節は同じくクエン酸が豊富な梅水で代替できます。この場合、梅干しをレンジでチンしてから水に溶かすとダイエット効果が高まります。梅は加熱することでバニリンが増えるためです。梅水ではビタミンCは期待できません。