木苺(きいちご)の栄養成分と効能

ブラックベリー

写真はブラックベリー。赤いものはまだ熟していません。黒くなったものから収穫します。

一般にはラズベリーとブラックベリー

キイチゴとはバラ科キイチゴ属の総称で、細かく分ければ数百種に及びますが、一般に栽培されるのは「ラズベリー」と「ブラックベリー」です。欧米では夏のフルーツの定番ですが、日本ではジャムやゼリー、お菓子などの加工用に業販されることが多いようです。

手に入りにくいフルーツですが、プランタでも簡単に育ち、収穫も可能です。実ではなく苗を買うのもひとつの手です。果樹は丁寧に育てれば一生モノです。

エグラ酸とビタミンCのW効果で強い抗酸化作用を発揮

キイチゴに含まれるポリフェノール「エラグ酸」は強い抗酸化作用を持ち、ガンや生活習慣病を予防し、老化を防いでくれます。また美白効果が確認されていて、食品添加物や化粧品、サプリなどに使われています。

ビタミンCも強い抗酸化作用があるので、相乗効果が期待できます。

ラズベリー

女性にうれしい美肌効果

北米やヨーロッパが原産で、寒さに強いため寒冷地に適しています。赤く甘酸っぱい実はお菓子と相性がよく、チョコレートなどと一緒に加工されて出回っています。北米や欧州原産の赤ラズベリーと、北米原産の黒ラズベリーがあります。

香り成分のラズベリーケトンのダイエット効果は?

香りに含まれる成分「ラズベリーケトン」が脂肪とリパーゼ(脂肪分解酵素)をくっつける働きがあるため、ダイエット効果が話題になっています。とくに英米ではハリウッドスター御用達とあって大人気のようです。ラズベリーケトンには、カプサイシンの3倍の脂肪燃焼効果があると言います。サプリで体験した人の話では、飲むとすぐに体がぽかぽかと温かくなってくるそうです。

余談ですが、カネボウ化粧品が発売した美白化粧品で、白斑が出ると問題になった成分ロドデノールは、ラズベリーケトンから作られています。もちろん抽出された成分を肌に塗るのと、キイチゴ食べるのとではまったく違います。

ブラックベリー

寒さに弱いため、温暖な地で栽培されますが、日本でも路地やハウスで多く栽培されています。ラズベリーは中が空洞ですが、ブラックベリーは実が詰まっていてずっしりとした重みを感じます。強い抗酸化作用を持つエグラ酸はラズベリーよりブラックベリーのほうが多く含有されています。

アントシアニンが目の健康を守る

ブラックベリーの黒い色素成分にはアントシアニンが含有されています。アントシアニンは視力回復や、肝機能向上を助けるポリフェノールです。