蕪(かぶ)の栄養成分と効能

古事記、日本書紀にも登場する伝統野菜

アブラナ科アブラナ属の越年草。旬は秋から冬です。カブラ、カブナ、カブラナ、スズナなどとも呼ばれています。アジア系のカブはアフガニスタンが原産という説が有力です。日本には縄文時代に伝わり、古事記や日本書紀にも登場します。漬物の定番野菜です。

ジアスターゼが消化、吸収を助ける

球形の根の部分に含まれるジアスターゼ(アミラーゼ)は、デンプン消化酵素で、大根にも含まれる栄養成分です。消化不良を解消し、胃もたれや胸焼けを防いで胃腸の負担を軽減します。ジアスターゼは熱に弱いため、生のままスライスしてサラダなどにすると効果的です。

葉には豊富なカルシウム

蕪の葉100グラムは、牛乳一本分以上のカルシウムを含有しています。これはほうれん草の約5倍で、骨粗鬆症の予防、歯を形成、神経の興奮を抑える効果があります。また貧血を予防し、便秘を改善します。菜めしなどにして有効利用したいものです。

抗癌効果

イソチオシアネートには発癌や腫瘍化を防ぎます。さらにビタミン、ミネラルが豊富で、ここでも抗癌効果を発揮します。他にはアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、禿、白髪など効果的です。栄養価的には葉のほうが優れています。

甲状腺機能抑制物質が含まれるため、甲状腺機能低下病の方は控えたほうが無難です。