フキの栄養成分と効能

フキ

平安時代から栽培された日本原産の山菜

キク科の緑黄色野菜、または淡色野菜で旬は春から初夏。若芽(フキノトウ)は春先です。フキの栄養成分は食物繊維やミネラルが中心です。

豊富なミネラルを含有

フキはカルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラルを多く含有しています。

カルシウムは人体にもっとも多いミネラルで、そのほとんどが骨や歯の成分です。カルシウムには体の生理機能を調節して、心を安定させる働きがあります。カルシウムが不足するとイライラの原因や、骨粗鬆症などが心配されます。

リンはカルシウムの次に人体に多いミネラルです。リン酸マグネシウム、リン酸カルシウムとして骨や歯の硬組織を形成しています。不足すると骨軟化症、くる病などが心配されますが、日本人の平均的な食事で不足することはないと言われています。

マグネシウムは筋肉細胞にあるカルシウムの量を調節し、筋肉の収縮を促します。不足すると血管壁にカルシウムが溜まり、動脈硬化の原因になります。またマグネシウムはインスリンの働きを助けるため、糖尿病の予防、改善に効果的です。

ダイエットを助けるビタミンB2

フキにはビタミンB2も多く含まれます。ビタミンB2は脂質の代謝を助けるため、ダイエット中に積極的に摂りたい栄養素です。

また皮膚や髪、爪などの細胞を再生させる働きがあるため、肌荒れの解消になったり、粘膜を保護して風邪をひきにくくします。また口角炎や口内炎、舌炎などを予防、改善にも効果的です。ビタミンB2は活発に行動し、エネルギーを大量に消費する人ほど必要な栄養素です。因みに尿の黄色の成分はビタミンB2です。

同時に含有されるナイアシンにも、皮膚や粘膜の健康を保つ効果があります。

フキノトウ

フキノトウ

フキの若芽は、雪解けの山野から顔を出して春一番を告げる山菜です。

独特の苦味が新陳代謝を促し、香りが食欲を高めてくれます。栽培技術が進んだため、最近は山に採取に行かなくても手に入るようになりました。苦み成分はアルカノイドとケンフェールです。アルカノイドは肝機能を強化する働きが、ケンフェールは活性酸素を除去し、ガンを予防します。

その他カリウム、鉄、葉酸、食物繊維を含んでいますが、量を食べるものではないので、栄養補給というよりは、春の風味を楽しむグルメ山菜です。