ほうれん草の栄養成分と効能

ポパイが食べると強くなる野菜

ヒユ科アカザ亜科の緑黄色野菜です。旬は冬ですが、品種によって一年中露地栽培されています。中央アジアから西アジア、カスピ海南西部が原産と考えられています。日本には江戸時代初期に渡来しました。

ほうれん草を食べると強くなるという設定のキャラクター「ポパイ」によっても知られています。ポパイは菜食主義を全米に広めるために生まれた「全米ベジタリアン協会」の宣伝キャラです。ポパイによってアメリカ人が菜食主義になったという話は聞きませんが、栄養素的には健康野菜の代表格です。

βカロテンは野菜の中でトップクラス

βカロテンは、ほうれん草100gで一日の必要量の全てを摂取できます。また鉄は必要量の3分の1を摂取できます。

βカロテンは活性酸素の増加を抑えて、生活習慣病を予防してくれます。また白内障の予防や、夜盲症の予防・改善効果、視力の維持、粘膜の健康維持、美肌効果、体の成長を促進する効果があります。

ポパイよりも女性に優しい野菜

日本人女性の約2割は貧血だと言われます。鉄は赤血球のヘモグロビンの成分になるため、貧血の予防などに有効です。

ほうれん草は葉酸も豊富に含んでいます。葉酸は胎児や乳幼児の発育を促す物質で、妊婦や授乳中の女性に必要な栄養素です。

またカリウムも豊富で、体内の余分なナトリウムを排出してくれます。むくみの解消に役立ちます。

ビタミンCは夏採りよりも冬採りのほうれん草に多く含有されています。ビタミンCには美肌効果や老化防止効果が期待できます。

食物繊維も豊富で、便秘の解消にも役立ちます。

根元のピンクの部分にはマンガンを多く含んでいます。マンガンは骨粗鬆症や生殖不能症、肌荒れなどを予防してくれます。

その他バランスのとれた栄養成分

ビタミンB群、E、K、マグネシウム、カルシウムなどを多く含み、総合栄養野菜のようなバランスのとれた野菜です。