チャイブの栄養成分と効能

チャイブ

細ネギの感覚で使えるハーブ

ユリ科ネギ属の多年草で、味も風味もアサツキそっくりのハーブです。混同されがちですが、アサツキとチャイブの違いは、夏に休眠するのがアサツキで、冬に休眠するのがチャイブです。露地栽培の場合、夏はアサツキがなく、冬はチャイブがなく、春と秋はどちらも食べられます。どちらも薄紫の美しい花が観賞用として用いられますが、食用には葉を小口切りなどにして料理にふりかけます。ネギより刺激や香りがマイルドなため、例えばインスタントラーメンにたっぷりふりかければ、βカロテン、ビタミンB1、B2、C、ナイアシン、食物繊維やミネラルが豊富な料理になります。

ピンクを楽しむチャイブビネガー

チャイブの花を酢に漬け込むと、ネギっぽい香りと色が移ります。花は食用にならないので一週間後に取り出します。水や炭酸で割ってドリンクにしたり、ドレッシングに使えます。小ネギやわけぎなど、薬味用のネギがふんだんに流通している日本で、あえてチャイブを選択する理由があるとしたら、この美しい花にありそうです。

主な栄養成分は硫化アリル

硫化アリルは玉ねぎやネギに多く含有される成分です。血液をサラサラにして血栓や心筋梗塞、脳梗塞を予防します。また硫化アリルはビタミンB1と結合して糖質をエネルギーに変える作用があります。ダイエットや糖尿病の予防、改善が期待されます。

その他、強い抗酸化作用で活性酸素の発生を抑え、癌や老化などを防ぎます。硫化アリルは殺菌力も強いため、料理にふりかけると食中毒の予防になります。パセリにも強い殺菌作用がありますが、食べ残されてしまうことがしばしばあります。対してチャイブは料理の一部なので確実な効果が期待できます。