小豆(あずき)の栄養成分と効能

古代から栽培されたお祝いごとに欠かせない栄養食品

歴史は古く、縄文遺跡から発掘されています。古事記にも五穀のひとつとして登場するなど、日本では古くから親しまれてきました。

サポニンの抗酸化パワーに注目

外皮に含まれる苦味成分のサポニンは強い利尿効果があり、血中のコレステロールを排出して血液を浄化する作用があります。あずきは豊富なカリウムを含有しています。カリウムとサポニンのダブル効果で高いムクミ解消効果を発揮し、また高血圧の予防にも有効です。

あずきには食物繊維も豊富に含まれ、腸の環境を健全に保つ作用があります。ここにも腸内で便の硬さを適度に調節するサポニンとの相乗効果で、便秘を解消する効果が期待できます。

あずきの食物繊維は9割以上が不溶性食物繊維のため、便秘の改善には水分不足にならないよう注意が必要です。

ポリフェノールが活性酸素の働きを抑制

皮の赤い色素はアントシアニンです。

アントシアニンの含有量は赤ワインを超えるほど豊富で、活性酸素の働きを抑制し、体の酸化を防ぐことで老化防止や生活習慣病の予防に効果が期待されます。

二日酔い予防に

二日酔いには小豆の汁が有効であることは昔からよくいわれています。それは小豆に含まれるビタミンB1に強い解毒作用があり肝臓でのアルコール分解を助けてくれるためだと考えられます。また脂肪肝を防ぐビタミンB6も含まれておりお酒付き合いが多く脂肪肝が気になる方に効果的であると考えられます。

授乳中のお母さんにも小豆

小豆が母乳の出を良くすることは日本では古くから言われてきました。サポニンの利尿作用や血液の浄化作用で乳腺炎の予防にも効果があると考えられています。母乳育児中のお母さんは、甘い物が欲しくなったときはケーキやチョコレートなどの洋菓子ではなく、あんころ餅やおはぎや大福餅などの小豆で作った餡こが使用されている和菓子を食べるほうが良いでしょう。

渋抜きとぜんざいの作り方

小豆はぜんざいにするにも、あんこにするにも、最初に渋抜きから始めます。基本的渋抜き→ぜんざいの作り方を紹介しますが、手作りの醍醐味は自分好みの味付けができることです。ぜひちょうどいい砂糖の量を見つけて下さい。

渋抜き、ぜんざいの作り方

豆の少ない赤飯に適した黒小豆

あまり見かけることがない珍しい品種で黒小豆(黒ささげとも)という小豆があります。黒小豆で赤飯を作ると普通の小豆の半分の量で赤飯に色がつきます。沖縄・北海道・東北が主な産地でしたが、近年では少量ながらも全国で見ることが増えてきました。豆の少ない赤飯が好きな方には黒小豆で作る赤飯がお勧めです。

黒小豆