アスパラガスの栄養成分と効能

アスパラガス

オランダから渡来したユリ科の茎菜類

オランダから長崎に渡来し、明治時代から食用にされています。アスパラガスとは、ユリ科キジカクシ属植物の複数種の総称です。春から初夏が旬で、日を当てて栽培するグリーンアスパラと、盛り土をして栽培するホワイトアスパラがあります。一般に春〜夏は国産が出回っていますが、その他の季節では輸入品が主流です。アスパラガスを食べると、体質によっては尿の匂いが臭くなりますが、害はありません。

アスパラガスはギリシャ語で「たくさんに分かれる」という意味です。一本の株から芽が何本も出てきて何年も続けて収穫できる野菜です。そのかわり植え付けてから2年は収穫ができないのんびりした野菜でもあります。雌雄異株で雄株のほうが美味で栄養も豊富ですが、農家にも花が咲くまで見分けがつきません。

サラダの定番

アミノ酸は、アスパラギン酸やバリン、アラニンなどを含有しています。

アスパラギン酸は疲労回復や美肌効果、糖尿病、高血圧、肝臓病に有効で、栄養ドリンクの原料にもされています。タンパク質と一緒に摂ると作用が強化されます。アスパラギン酸はホワイトアスパラよりもグリーンアスパラのほうに多く含有されます。

排泄を促進する働きがあり、古代エジプトでは利尿剤として利用されていました。

βカロテンとビタミンK、葉酸なども

アスパラガスはβカロテンとビタミンKを含有しています。βカロテンは抗酸化作用を高めて細胞の老化を抑制します。また皮膚や粘膜を守り、風邪などのウイルス感染症を予防します。また目の健康を維持します。

ビタミンKはカルシウムの吸収を促進して骨の健康を高め、骨粗鬆症などを予防します。葉酸が貧血の予防・改善、アンチエイジングを目指す女性にはうれしい野菜ですね。

ルチンが毛細血管を強く丈夫にする

あるパラガスの穂先には集中してルチンを含有しています。ルチンは蕎麦にも含まれる栄養素で、毛細血管を強く丈夫にし、弾力を失って破れやすくなった血管を柔らかくして、脳卒中、動脈硬化、高血圧などを予防します。

茹でるよりも炒める、揚げるなどに

βカロテンやビタミンKは脂溶性ビタミンなので、炒め物にして油と一緒に食べると吸収率が上がります。またビタミンB2など水溶性ビタミンは茹でると溶け出してしまいます。茹でた場合はスープなどにして茹で汁も一緒に頂くと無駄がありません。