あさつきの栄養成分と効能

秋から春までの薬味

ヒガンバナ科ネギ属の球根性多年草です。薬味などで少量使われることの多い緑黄色野菜、またはハーブです。チャイブと混同されがちですが、アサツキは夏に、チャイブは冬に地上部が枯れて休眠します。旬が違うって決定的な違いに思えますが、アサツキはチャイブの変種で、味も形もそっくりです。両方植えておくと年中アサツキかチャイブのどちらかが食べられることになります。葉ネギを若採りする小ねぎ(細ネギ)も夏の代替薬味になりそうです。

脳梗塞の予防に

ニンニクにも含まれるアリシン(アリイン)という辛味成分を含んでいます。アリシンはイオウ化合物で、加熱して生じるアジョエンは、血液をサラサラにし、脳梗塞を予防します。また血圧を下げる効果があります。

ガン予防、老化抑制に

アサツキは他のネギ属同様にβカロテンを豊富に含有しています。βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変化します。ビタミンAは視力の維持に役立つことから「目のビタミン」とも呼ばれています。暗闇での目の順応や色を見る力を強化したり、白内障や黄斑変性症を予防します。

また皮膚の発育を正常に保ち、乾燥肌を予防したり、粘膜を丈夫にしてウイルスをブロックします。口内炎、歯周病予防にも役立ちます。

βカロテンの強い抗酸化力はLDLコレステロールを抑制し、動脈硬化などを予防します。その他老化防止、がん予防にも役立ちます。

βカロテンは脂溶性の栄養素です。油と一緒に摂ると体内にスムーズに吸収されます。

貧血の予防、改善に

造血作用の葉酸をネギ類としては際立って多く含有しています。葉酸は貧血予防効果のほか、動脈硬化の危険因子とされる血清ホモシステインの増加を抑える効果が注目されています。