持続可能な安全

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安全な作物をずっと食べ続けるために

現在の世界人口は76億人に達しています。今後も増加は続き、2020年には80億人、2050年には93億人を超えると予想されています。心配になるのは食料です。農地面積が今後大きく増える見込みはありません。増えたとしても農業に使える水(淡水)がありません。これまでは地球の気温が高かったことと、農業生産技術が向上しつづけたことで需要を補ってきました。しかし技術革新もそろそろ頭打ちで、しかも地球はミニ氷河期に向かっています。前回のミニ氷河期は江戸時代です。低温からコメの実りにくい時期が続き、何度か飢饉が起きたこともありました。

世界人口の増加から、世界の食料価格はじりじりと上がり始めています。そして最後には足りなくなります。世界の食料は農薬や化学肥料、一代交配種子、遺伝子組換種子などで生産されています。日本の大規模農営もこれらを輸入して行われています。そうではない、有機肥料による小規模農営を担ってきたのは高齢者で、間もなく引退ラッシュが始まります。農薬や遺伝子組換が人体に悪いかどうかは、正直なところ分かりません。本格的に農薬が使われるようになってまだ40〜50年です。もっとも体に悪いのは、食べるものがないといった飢餓状態です。だから大量生産は重要課題です。一方で、自然からかけ離れ過ぎない昔ながらの農業を残していかなければなりません。

もちろん、農家にも生活があります。昔ながらの・・・などといった不確かなものに切り替えてしまうことなどできません。土を耕し、肥料な農薬を使った慣行農法を続けながら、畑の一部ではオーガニック栽培を実施し、そのノウハウを保存する必要があります。農家ひとりではできません。価値観を共有する多くの農家と、もっと多くの消費者が必要です。このサイトはそんな価値観に基づいて制作されています。